現代シャンプーの最前線
最近ブヒちゃんを飼われてる方のブログで
は黒いのでよく蚊に刺されます
匂いはオリジナルとレモングラスがあります
私の虫除けです
いいアイテムがまた増えました
シャンプー元禄ルネッサンス
ブログを一つ書き終えたところで、猛烈に眠気が襲ってまいりましたw
コーヒー飲みながら頑張ります
さて、で宣言したとおり、イルミナティカラーについて。
#イルミナカラー
ってインスタでハッシュタグ検索したら6万件超のヒット☆
それも、モデルさんや有名美容室からの投稿が多くて、
「ホントに大人気なんだなぁ、スゴイカラーなんだろうな~。」
って思ってるそこのアナタ。。。
甘いわよォ~~!!!!
正直、僕、タマちゃんは、この流行に違和感しか感じませんでした。
という情強気取りなわけですが。
><
なんだか、凄そうですね。
要はアレだ。
ワンチューブ、ワンプロセスで、擬似的にダブルカラーっぽく仕上がるわけだ。
わかりやすいカラーチャート。
各毛束、左が黒髪に染めたもの。右は白い毛に染めた色素そのものの色。
レベルスケール
色素無しで、日本人の髪を段階的に明るくしていって、明度を数値化したものです。
(各社ちょっとずつ違ったりするので要注意)
ここからが大切。
こういった透明感のあるアッシュなどのカラーは、通常、ダブルカラーという手順が必要です。
①ブリーチで抜く
シャンプーしてから
②色を入れる
の2プロセスで行います。
カラー剤のチューブの中には、この2つの働きが1回で行われるように、
ブリーチ成分と色素が混在してて、
明るくしながら、色を入れていきます。
でも、限界があるんです。
『カラー剤のチューブの中に入れられるブリーチ成分の強さと色素の量は反比例する』んです。
上のカラーチャートをもう一度ご覧ください。
上下が明るさの段階で、上に行くほど明るくなる、つまり、ブリーチ成分が強くなります。
逆に、上に行くほど、色味は薄くなってますよね。
これは、"チューブ内のブリーチ成分により、色素が壊されちゃうので、濃い色素は入れにくい"という、製造上の問題と、
"色を抜くほどに、色素の色がビビッドに出ちゃって、場合によっては変な色(ま緑とか)になっちゃうので、無難なところで抑えておく"
というメーカー側の親切心?!弱気?!な問題とがあります。
わかりやすいのが、ダブルカラー。
なんで二回に分けるのか?
答えはカンタン。
ブリーチ剤の中に色素を入れると、入れた色素が途端に壊れて、無くなっちゃうから。
だから、ブリーチで明るくして、それを洗い流してから、色を入れる工程に移ります。
そこで、イルミナカラー。
・たとえ金髪に乗せても変にならない、絶妙にチューニングされた色味。
・一番明るい12レベルのチューブの中にも、強い色素が入ってること。
この2つの理由で、光色と呼ばれるクリアな色彩を実現して…
るわけじゃない!!!
むしろ、それ以前の、ブリーチ力こそがイルミナカラーの本質です。
これは、ノイズシェーンのゲスト。
ここ半年は、ずっと12レベルで染めています。
中央に示した明るい部分。
ここがイルミナカラーで染めたところ。
それよりも根元側がM社の12レベル。毛先側がW社の12レベル。
最後にカラーしてから1ヶ月経過。W社は半年経過、
イルミナカラーは2ヶ月が経過しています。
鮮やかな色素は1ヶ月もすれば殆どが流失するので、
これは色素抜きのクリーンな地毛色です。
染まり上がりは同じ明るさ、12レベルだったのですが、
時間の経過とともに、これだけ明るさの差が発生しています。
・イルミナカラーは元々ブリーチ力が強い
・もしかしたら、染めた後数日間、ブリーチ効果が継続してる?
カラー時に、色を入れる前に地毛の色を明るくすることを、
美容師用語で『アンダーを削る』といいますが、
イルミナカラーはその『アンダーを削る力』が強いといえます。
これは、鮮やかな発色のためにはメリットとなりますが、
「明るく抜くってことは、傷むんじゃないの?」
はい、傷みます。
強くブリーチするってことですから。
なので、イルミナカラー発売元のウエラお得意のアレを配合してます。
それで、カラーダメージが少ないことをアピールしていますが…。
あと、このシャンプーが発売された時に、独自に大阪水道局に問い合わせてみたんですが、
「大阪市では、水道水中に含まれる銅イオンは、検出基準値未満です。」との返答。
つまり、大阪市内では、水道水の中に銅イオンが入っていないと言っても良いレベル。
とは言っても、銅イオンはあちこちにあります。
土の中にもあり、野菜がそれを吸収して体内に。
人は金属イオンの排出には髪を使いますから、髪の中に銅イオンが元々含まれてたりします。
それと薬剤が反応して発生するダメージを、イルミナカラーは抑えると考えられます。
ただ、上記リンク先にあるように、その効果は、微小かも知れませんが。
結果として、イルミナカラーは、それだけではダメージは通常カラー剤よりも強いと言わざるを得ません。
何も考えずに毛先まで塗布しちゃうと、毛先のダメージは深刻なものになるでしょうね
「カラー前にトリートメントつけときますね~」
「カラー後にスペシャルトリートメントいかがですか?\5000です。」
まー、アレですね。それ、ホントに効いてるのと疑問に思うようなケアだけじゃなくて、
しっかり勉強してから、
・ダメージ発生を抑える
・傷んだ部分をカバーする
の両面のケアが必要ですね^^
グーグルの検索窓に「イルミナカラー」と入力すると、予測検索で一番に
「イルミナカラー 色落ち」
と表示されます。
それだけ、色落ちが激しいカラー剤なんでしょう。
アルカリが強く、それだけきつくブリーチするカラー剤ですから、色を入れても、そのケア、後処理をしっかりしないと、色は定着しませんし、すぐに落ちます。
残念ながら、ウエラとしては、その後処理剤で効果が高いものは用意していないようです。
ただ、色落ちに関しても、実は他のカラー剤と同じ位だし、ダブルカラーなんてもっと落ちます。
イルミナが悪いんじゃなくて。
色は落ちるもんなんですよね
。。。
しっかり後処理して、できる限り色を楽しんで、ダメージも抑えるよう、美容師が努力しましょう。
イルミナカラーを今北産業でまとめると、
『ダブルカラーに近いようなニュアンスのカラーを、
アシスタントがパッと塗るだけで再現しちゃう
便利なカラー剤』
となると思います。
ブリーチ剤を使ったダブルカラー、難しいしね。
なので、お客様に於かれましては、あまり『イルミナカラー』という言葉に踊らされないで、
きちんとカラーリング&きちんとケアをしてくれる美容師さんにお任せしましょう。
間違っても「大阪 イルミナカラー」なんてググってはいけません。
魔法の道具なんてありません。
大事なのは、カラー剤じゃなくて、カラーテクニックとケア力です。
黒髪にダーッとイルミナカラーを塗るだけよりも、
例えばこの画像のように、できるだけダメージを抑えたブリーチ剤を使って、立体的なハイライトをたくさん散りばめて、それから色を入れます。
色を入れる工程でも、ブリーチ剤が配合された通常カラー剤だと、ダメージもダブルになっちゃうので、ブリーチレスでダメージレスなカラー剤を使用します。
そして、アルカリや他薬剤の残留をしっかりと除去して。
もちろん、タマコンで髪の補強&色の定着&色保ちアップ。
これがノイズシェーンのイルミナティカラー☆
イルミナティカラーについては、また別の投稿で詳しく書きますね。
ウエラ。
そういえば、P&Gに買収されたんですね。
ウエラといえば、その昔、もう20年位前でしょうか。
日本でカラー剤が作られてなかった頃、ほぼ総輸入元として、国内の他メーカーにカラー原料を卸してて、ほぼシェアを独占していた、巨大メーカーです。
それがP&Gに…
P&G
まさか…
P&Gといえば、フリーメイソン資本で作られた企業…。
( ゚д゚)ハッ!
イルミナ…
イルミナ…
イルミナティ
((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
信じるか信じないこlp;@:「あwせdrftgyふじこlp;@:「
光の組織って言ってもこれじゃあ、ありません。