シャンプー 人生をごいっしょに
お願いです!
今日のお昼3時30分ぐらいに
東大阪花園ラブビー場の前あたりで
レッドのトイプードル男の子が
雨に濡れて一人でうろうろしてました。
周りを見てもそれらしい飼い主の方が見当たらず。。。
きっと迷子だろうと
保護しました。
ハーネスもしていて、リードはない状態。
カットもちゃんとしてもらっているしきっと
迷子になったんだろうと。。。
とりあえず近くに警察があるので警察には知らせました。
もしかしたらマイクロチップが入っているとすぐにわかるので
一旦河内警察の方に連れてきてくだいってことで
濡れて可哀想なので
一旦うちに連れて帰ってシャンプーしてあげようと思っています。
保護して濡れた状態のプードルちゃん。
店にはわんこ用のシャンプーがないので
濡れて、震えていたので
ドライヤーで乾かしてみたらこんな感じ。
可愛い男の子です。
誰か心あたりのある方。
知っておられる方。
飼い主さんが早く見つかりますように!!
警察にマイクロチップを調べてもらってから
しばらく預かる予定でいますが
ひなとはどうか心配ですが。。。
みなさん、拡散できればお願いしますm(_ _ )m
シャンプーがダメな理由ワースト7
-S side-
「しょーちゃん」
「ん?」
「しょうちゃんはさ、俺のどこが好きなの?」
「どうしたの急に」
ハワイでのホテル
みんなそれぞれ部屋は用意されていたけど
雅紀は俺の部屋の造りと大きな窓から見える夕日が一番綺麗に見えるからと、みんなには嘘バレバレな理由を付け、毎晩寝る時間帯になるとビスケット片手にやって来た。
天窓からは優しく月明かりが差し込み壁に、うっすらと光の線を映している。
アロマの香りに包まれた部屋でキングサイズのベッドに雅紀と2人毎晩のように一緒に眠れるなんて、めちゃくちゃ幸せで時間が止まればいいのにと、恋人が毎回ライブで思う事と同じ事を思った。
「ん・・・・・」
水分量を多く含んだ黒目がちの瞳を見つめながら
太陽をいっぱい浴びた髪を静かに撫でる。
ハワイの硬水のせいかシャンプーのせいか、いつもよりパサついているけど指通りはいつも通り気持ちがいい。
切なそうな雅紀の表情を感じながらも明日は雅紀と何をしようなんて
15年目に頂けた素敵な時間に胸の高鳴りは止まらない。
「どこが好きかって?前にも言わなかったっけ」
優しく微笑みかけても、雅紀の不安気な表情は変わらず少しの笑顔も見せてくれない。
「なにもー全部だよ。雅紀の全部」
ありふれた言葉だけど、この言葉が一番相応しい。
本当に全部好き
弱音を吐かず限界まで我慢しちゃう所とか心配な所はいくつかあっても嫌いなところなんて一つもないんだ。
「どうしたんだよ。さっきまで、きゃっきゃ言いながらビスケット食ってたくせに」
子供みたいに無邪気な面を見せたかと思えば
妙に落ち着いてハンパない色気を漂わせる時もる。
AB型は二面性があるとか言うけど、雅紀特有の二面性は俺を狂わせた。
「しょうちゃん。俺の顔が好きなの?」
「ぷっ。なんだよそれ。顔がじゃなくて、顔もなら間違ってないよ」
小さな顔を隠そうとする前髪を耳に掛けてやると
雅紀は一瞬目を逸らし触れた耳を赤くする。
そこら辺の女より分かりやすい反応を示す雅紀が可愛くて仕方ない。
「顔も性格も、いきなりこんな事聞いてくる雅紀も大好きだよ」
「俺が・・・・・俺じゃなかったら、しょうちゃんは俺を好きになってない?」
訳の分からない恋人の言葉だったけど
苦しいぐらいに意味は分かった。
「雅紀だから好きになったの。何回言わせるの?欲しがりさん」
「15年目のご褒美にいいでしょ・・・・・」
「こんな事、毎日でもくれてやるよ。その代わり俺の隣に居る事が条件だから。電話ではあげません。聞きたくなったら会いに来いよ?」
「一緒に・・・・住めたらいいのに・・・・・」
泣きそうになる顔を隠すように俺に抱き着いてくる雅紀の身体を1度離しキスをすると
アロマの香りなんだか雅紀の香りなんだか分からない甘い匂いと、死ぬほど柔らかい感触に頭がクラクラしていく。
細い身体をピッタリと合わせ伝わってくる鼓動が心地いい。
だけど、いまだに雅紀の胸や、こうして鼓動を直に感じると、あの時の事が蘇った。
雅紀の肺には繊細な花が咲いている。
「もう少し落ち着いたらさ・・・・・必ず一緒に暮らそう」
「しょうちゃん・・・・・約束だよ・・・・ずっと傍に居てね・・・・・」
「ああ。必ず迎えにいくから。約束」
俺は雅紀も雅紀に一生纏わりついていく可憐なのに爆弾みたいなやっかいな花も一生守っていこうと心に誓った。
ロマンチストな雅紀は日本では見る事の出来ないハワイの綺麗な景色や数多く目にする
とある場所の影響で、こんな事を口走ってるのだと確信する。
一緒にハワイのガイドブックを見ていた時にも、そのページに来ると
何度も手を止め雅紀は何も言わず眺めていた。
「雅紀。行こうか」
「え・・・・・」
最近、不思議な程、雅紀の考えている事がよく分かるようになった。
付き合い初めは、本当に何を考えてるかが分からなくて
自分の恋人なのに架空の人物、フィクションみたいに雲を掴む感じって言うか
幸せ過ぎてフワフワフワフワ夢心地って言うか
かと思えば一緒に居てもどこか不安って言うか
とにかく恋人の考えてる事が分からない俺は雅紀の行動1つ1つに心臓がドキドキ休まる事は無くて煩かった。
だけどさ
なんでだろう
今は不安な気持ちなんて少しもなくて、心地いい感じしかしない。
それはさ、俺の心も雅紀の心も永遠で、向かう場所が同じだから何の不安もないんだと思う。
ただ、時に幸せ過ぎて現実味がなくて怖くなるから、愛する人の確かな言葉がほしくなったんだ。