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「ご飯くらい、行ってあげたらいいのに」
「いつか、行くよ」
「くふふ、『いつか』って、いつ?」
「んふふ、『いつか』は『いつか』だよ」
俺とは違って、小さくて可愛らしい後輩。
おーちゃんの事が大好きで大好きで、大好きオーラが溢れちゃってるんだもん。
「じゃあ、今度さ、いにゃーと4人でご飯しよ?」
「えー」
「4人が嫌なら、みんなにも声かけよ?
わかりやすく口が尖っていくおーちゃんの肩に、こてんって頭を載せた。
「だって、すごいイイコでしょ?」
「だから、嫌なんだよ」
「いにゃーも?」
「うん」
「うん」
「……ねぇ、おーちゃん」
「ん?」
「大好きだよ」
「……え……」
「俺ね、おーちゃんが一番大好きだよ?」
尖ってた唇が、また一瞬尖って、それから、ふにゃんって笑顔に変わる。
「うん。俺も相葉ちゃんが一番大好き、だぞ?」
開けていた窓から、ふわりと風が舞い込む。
窓辺に掛けたウィンドチャイムが、澄んだ音をたてて揺れる。
俺たちが目指していた場所
必死に追いかけていたはずなのに
気がついたらそんな俺たちを
追いかけてくる後輩が増えて
けど、俺たちだってまだまだ、だから
まだ、その先
もっと、その先
まだまだ一緒に叶えたい夢がある
「……呼ぶか、侑李」
「え?今から?」
「ん」
「くふふ、いいよ。ご飯準備しようか」
「でも、その前に……」
「うわ」
力強い腕に引かれて、見上げた青空。
首筋に感じる熱に身体が跳ねる。
アナタがいるから、ここにいる。
その手に
その背中に
たくさんの夢が見える
アナタが進むその道を
誰よりも近くで見ていたいから……
「呼ぶー」
「今度にしない?」
「なんでだよ?オマエが呼んでやれって言ったんだぞ?」
「そう…なんだけど、さ……」
乱れたシャツの襟元をほらって引っ張ってみせたら、困ったように眉毛を下げて笑う。
「あー……やっぱ、今度にすっか」
「くふふ、うん。そうだね」
おでこをこつんってくっつけて笑ったら、また風がウィンドチャイムを揺らした。
「ね、もう1回、しよ?」
「ん、でもここ、あっちーな、背中が」
「釣りしてたって、言えばいいじゃん」
「オマエは?また、裸でバーベキューしたって言うのかよ?」
「くふふ、うん」
「そのうち、みんなにバレて怒られるな」
「くふふふふ。そうかもね」
「でも、黒いのが2人だとバランスはいいよな?」
おでこ はキッズでキマリっ!
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