今時おでこを信じている奴はアホ
昼間からつぶやいていた「なんか、おでこが痛いんだよね?」は、なるほど。頭痛のことだったのね…
ほんとにこの一言だけをハッキリと言って、
そのままパタンと倒れこむようにして再び爆睡しました。
なんか私も心なしか喉が痛くなってきた…
明日の朝一で小児科行ってきます?
「おでこ」という怪物
乳児や幼児をもつママさん、
子どもが急な高熱!なんてこと、よくありますよね。
高熱=座薬投入!
って思ってませんか?
わたしは、少しだけそう思ってました。
でも、熱あるから座薬うてばいいってもんじゃないんです!
熱があってもむしろ座薬をうたない方がいいこともあるんです!
恥ずかしながらわたしは最近、その事実を知りました。
むすこが保育園に入園できて、その集団生活の中で、特に慣れるまでは
発熱や、風邪、突発発疹などは覚悟してました。
むすこも何度か熱が出たり、風邪をひいたり、
はじめのうちはいつも鼻水垂らしていた気がします。
かかりつけの病院は大きな総合病院で、救急や時間外外来もあり
わたしの妊娠中から出産、その後のむすこの健診や予防接種、
風邪をひいたり、何かあればだいたいそこに行ってます。
先生方もいい人ばかりで、毎回わかりやすい説明で
どうしたらいいのか詳しくおしえてくれたり、相談もしやすいです。
そんなわけで、かかりつけ病院を信頼しきっているワタシですが、
病院や先生によって、処方や治療には考え方の違いがあるのを
あらかじめご了承ください。
むすこが保育園に通い始めて1ヶ月半くらいたったとき、
特に咳や鼻水などはなく、発熱しました。
かかりつけ病院へ行き、特に大きな問題もなく薬をもらって帰宅。
しかし帰宅後、熱はあっという間に39.0度まであがり、
その後は40.1度になりました。
小さな体と脳には、40.0度以上の熱はすごく負担だし
場合によっては危険なこともありますから、夜中また病院へ。
わたしも幼い頃に、42.0度の熱で入院したことがあったので
すごく心配でした。
耳まで真っ赤でグッタリ…
病院に着いて、先生の話を聞いたら
やっとわたしも安心して落ち着きました。
インフルエンザではなかったし、風邪でもなさそう。
突発発疹ではないか、という診断でした。
しかし一般的に突発発疹の場合、3日~5日程度高熱が続き
熱が下がるとともに発疹がでます。
なので、しばらく高熱と闘うわけですが
座薬を使って熱を下げた場合、効き目が切れるとまた急激に熱が上がります。
また高熱になったから、と座薬を使うと、同じことを繰り返します。
そのときの体温の変化、しかも急激に高熱になったり下がったりが、
子どもの脳と体に大きな負担がかかります。
高熱が続く数日間の間、それを何度も繰り返すと
子どもの脳にはかなりリスクがあるようです。
座薬は強い薬なので、一度使用したら次使用するまで8時間以上空けるとかそもそも使用方法にも注意があります。
わたしが信頼しきっているかかりつけ病院では
突発発疹の可能性が高くて、高熱が数日間続きそうな場合
座薬は勧められないと、何人もの小児科医が口を揃えて言ってました。
だけど、もちろん40.0度もの高熱をほっとけません。
なので、どうしたらいいのかちゃんとおしえてくれました。
脇や内もも、首にアイスノンや氷枕を。
おでこには冷水で絞ったタオルを。
さらに、濡らしたタオルでビショビショにならない程度に
体を拭いてあげると、体についた水分が汗の役割になり
放熱効果があるそうです。
これらの方法を、夜中もやり続けました。
ぬるくなったアイスノンや氷を替えたり
何度も体を拭いてあげたり、おでこも冷やしたりしました。
実際、むすこは体温が緩やかに少し下がって、
とても寝やすそうになり、急激な体温の変化は防げました。
結局、高熱は4日間続き、発疹は出ませんでした。
でも、突発発疹の症状はピンキリみたいで
たいして熱が続かない子もいれば、発疹がでない子もいるそうです。
今回はいろいろ勉強になったなーと思いました!
両脇ににハンカチで包んだアイスノンを抱えるむすこ。↓↓↓
体を冷やしてあげると、38.0度~39.0度くらいあっても元気でした。笑
風邪じゃないので、咳とか鼻水がないし、
突発発疹なら高熱だけで体は基本元気みたいです。
座薬を全否定するわけではないんです。
高熱の原因や、症状によって、正しい使い方が必要だなと感じたんです。
そして、しっかり相談できるかかりつけ病院があると安心だし、
大事だなって、改めて思いました!
少しでも、たまたまこの記事を見た人の参考になればいいな(^ ^)