手料理 消されるなこの想い 忘れるな我が痛み
上記３点が丁度届いたので
手料理 美しい日本語を喋る、大人のラジオ局
韓国に長年住んでいると、日本人からも韓国人からもよく聞かれます。
実は好きなものがありすぎて毎回答えに困ります。
しかも、その時その時の味覚マイブームってのがあって
常に１位をキープしている食べ物というのはないんですよね。
「嫁はんの手料理」は模範解答なんでしょうけど（実際そうでもある）
質問者の顔に浮かび上がるソレジャナイ感が辛くもあります。
そんなわけで食のランキングが激しく入れ替わる中、
常に上位をキープしている韓国料理があります。
それは冷麺
数年前このブログでも冷麺食べ歩きシリーズなんてのをUPしてました。
こちら
↓
そんな冷麺好きの僕が今回訪れたのは神戸市は新長田。
新長田と言えば、
大阪の鶴橋
京都の東九条とならび
関西の三大コリアタウンとして昔から在日韓国・朝鮮の人たちが多く居住していたところ。
今でも神戸の他の街とはかなり違った独特の空気が漂っています。
なにしろ駅を出て真っ先に目に入るのが
これですし。
街をちょっとあるけばあちこちにコリアンテイストなお店を発見することができます。
そんな新長田ですが、僕の目的はただ一つ。
なんとココには「世界で一番古い平壌冷麺屋」があるというのです。
それがこちら！
その名も元祖平壌冷麺屋
どストレートなネーミングからその本気度が伝わってきます。
入口もレトロでええ感じ。
それにしても、世界一古い冷麺屋が神戸にあるって、ちょっとにわかに信じがたいですよね？
冷麺の本場は韓国なんだから当然一番の老舗も韓国にあるんじゃないの？と思います。
しかし、韓国にある冷麺屋はどれも朝鮮戦争の後に
北朝鮮から移住してきた人が店を開いたもの。
そして本場である北朝鮮でも戦乱の影響で古い冷麺屋は残っていません。
（万が一残っていたとしても、実際僕が行けない＝存在しないようなもの）
こちらの冷麺屋の創業は1939年、なんと戦前です。
ということで、日韓ひっくるめて考えても
神戸の平壌冷麺屋が一番古い店舗ということになるわけです。
入口のところで名前を書いて待つこと約10分ほど。
老舗ではあっても内装はリニューアルされているようですごく清潔な感じ。
夜は焼肉メインになるようで、厨房からは肉を焼くいい匂いが漂ってきます。
早く！早く俺に冷麺を食わせろ?！！！
メニューはこちら。
ソウルの冷麺専門店で食べると一杯１万ウォン近くはするので
神戸の冷麺の方がお安いということになりますね?。
ということで冷麺の大をオーダー。
お茶のようなものが出されたので飲んでみたらほんのり蕎麦の香りが。
これは乙支麺屋で出されるのと同じタイプの蕎麦湯。
なるほど本格派。
来るべき平壌冷麺に先立って期待がたかまります。
で、来ました！
おおぅ。
トンチミ（水キムチ）ベースのあっさりスープ。
程よい酸味が食欲を刺激してくれます。
ではいよいよ麺をツルッと。
んっ？これは？
今まで僕が韓国で食べて来たどんな平壌冷麺よりもモチモチの強いコシ。
慣れない食感に最初ちょっと戸惑いましたが、歯で噛み切るとプルンと弾けるのが気持いい。
韓国でいうところのチョルミョンに近い食感です。
麺からはほんのり蕎麦の香り。
それがさっきのスープに絡まってなんとも言えない快感です。
正直、ソウルで提供されている平壌冷麺とはかなり違う感じがしますが、
これはこれですごく美味しい。アリです。
ビビン麺もあるようなんですが、
この麺の食感ならやはり水冷麺で食べるのがいいと思います。
いや?いいものを食べさせてもらいました！
是非また神戸を訪れることがあれば食べに期待です。
（焼肉との相性がすごく良さそうなので今度は夜にでも...。）
ということで、神戸・新長田から
ゆうきと鉄人28号がお伝えしました！
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